ミケバス 様44歳
ねこがこれだけ 「丁重」に扱われている作品があるなんて
最初に読んだ時に、最後まで読まなくてもそれがわかってしまうほど心に響いてしまいました。
どのページのねこも しあわせそのもの。 優しさと愛に包まれています。
癒されるとか 和む とか そういう次元を越えているように感じます。
読む ...続きを読むと気持ちが穏やかになります。
大切にしていきたい本です。
すべからく 様39歳
クリスマスイブの昨夜 、サンタさんが息子(2才)の枕元に置いたプレゼントのなかの1冊でした。
そして、今夜、眠るときに、さっそくこの本を読みました。「息子は退屈するかな」と思っていましたが、ものすごく好反応で、読んでいるこちらがびっくりでした。
花々や星々、幻想的な風景(てんごく)のなかで過 ...続きを読むごす猫たち、天使、かみさまを眺めて、とても和やかな表情をしていました。
いつも、絵本を読んでいるときは、描かれているものについて「これは(何)?」と、名前を聞いてくる息子ですが、この作品については、そうではありませんでした。
日頃大好きな電車や乗り物の絵本だけではなく、こういった想像力の必要な物語も読めるようになったんだと思うと、私も感激しきりでした。
色遣いと、筆のタッチが残る絵は、ゆったりとした物語のなかにも、流れがあってとてもよかったです。
ただ、私がちょっと気になったのは、表紙や本文の字体。とくに本文は手書きっぽいものでしたが、絵がゆるやかなだけに、もっとはっきりした字体でもバランスがとれていたのかもしれません。
クリスマスにぴったりな、見えないもの、信じたいものの大切さを教えてくれた一冊です。ありがとうございました。