毎日読み聞かせのパパ 様40歳
私は男の子の父で、出張が多い私はあまり家にいることも少なく、子供へしてあげられることの一つとして、家にいるときは毎日子供が寝る前に読み聞かせをして、本について質問したりコミュニケーションの一環にしております。
この「どうぞのいす」は、子供が友達との関わりを持ち始める2歳の誕生日ごろに購入しまし ...続きを読むた。
巷の評価や感想どおりで、「思いやり」や「やさしさ」を考えさせる良いきっかけになる、そんなお話です。
確かにちょっとしたロバの勘違い?から、体が大きなくま、賢いきつね、体が小さいリスの集団など、様々な違いのある動物たちが共通するものを、次の人に等価交換をしていきます。
そのやさしさや思いやりはとても大切なことです。
でも私はそれ以上に、一生懸命いすを作ったうさぎのような人間になりなさいと教えています。
使う人が楽になる椅子を端材のような木材から一生懸命作り、それをみんなが通るであろう木の下に置き、需要を生み出して、体の大きさが違ったり、食べ物も違ったり、生活環境も違う動物たちの「思いやり」や「やさしさ」をつなげる場所を作っています。
ウサギがしている行動は、社会貢献そのものでもあります。
これこそがこの本が一番伝えたいことではないか?と思うのです。
そんな素敵なこの本は6歳になる今でも定期的に読んでいる、私も大好きな絵本の一つです。