いま注目の作家・たけがみたえがみずみずしい感性で描く初夏の絵本夕方、よっちゃんはおじいちゃんと散歩に出かけました。だんだん家が遠くなると、あたりはだんだん草ぼうぼう。空はだんだん夜の色。だんだんだんだん暗くなり、そして出会ったのは…草の中にはバッタやカマキリ。空にはコウモリ。田んぼからカエルの鳴き声。そして、ホタルたち。自然の中の営みと、それらに出会えた驚きや喜びを、版画で臨場感豊かに伝えます。