暗くて深い森の奥、いくつもの目がギラリ、牙がガチガチ、遠吠えが闇を切り裂く!…そこへオオカミがやってきました。「あっ、ママだ!」目を光らせていたのは、お母さんを待っていたオオカミの子どもたち。「ぎゅっして!」「絵本読んで!」「歌、歌って!」一日の終わりに、つぎつぎとおねだりをするオオカミの子どもたち。でも、お母さんの歌声が聞こえると、そっと、目を閉じ始めました。怖いようで怖くないフランス発の、かわいいおやすみなさいの絵本です。