お土産を持っていくのは、とっても大変!不思議で楽しい澤野秋文の絵本ぼくはおばあちゃんに会うために電車に乗った。お母さんが持たせてくれたお土産のクッキー缶、どんなものが入っているんだろう。ふたを開けようとしたとたん、手からすべってコンコロコーン。缶が隣の車両に転がっていった。ぼくが追いかけていくと、なんとそこはジャングルだった!電車には、宇宙の車両、海底の車両、お化けの車両……、不思議な車両ばかり。そして夜店屋台の車両では、クッキーの缶が今にも開けられそうで……。