あるところに、くいしんぼうのめんどりがいました。
好き嫌いを言わず、なんでもよく食べるので、ずんずん大きくなっていきます。
一方、丘の上には、痩せ細ったキツネが一匹。
おなかをすかせたキツネは、めんどりを食べてやろうと近づきますが、思いとどまります。
がまんを重ねたキツネは、あるひ、今日がその日だと猛突進!
鶏小屋の窓を突き破って飛び込みます!
さあ、食べられちゃうの? めんどりさん!!
意外な結末にびっくり!
イギリス発のユーモアにあふれたおはなし。
2002年ケイト・グリーナウェイ賞ノミネート作品。