おむかえ中の心の動きを瑞々しく描いた親子でゆっくり読みたい絵本子猫のばるは、新しい靴を履いてバス停までお父さんをおむかえにいきました。バスは次々にやってくるけれど、いつまでたってもお父さんの姿はありません。「あっ、バスよ。ほら みて!」家族の帰りを待つワクワク感、自分より弱い存在への思いやり、よその親子が帰っていくモヤモヤ、一人ぼっちで待つ心細さ…。短い時間の描写の中で、幼い子どもの確かな心の成長を伝えます。